王室はどのようにファッションで女王を悼んだのか―ケイト・ミドルトンからメーガン・マークルまで

Aug 22, 2023

2022年9月8日にエリザベス2世女王が死去すると、英国と世界の多くの地域は、英国史上他の主権者の中で最も長く統治した君主を悼んだ。

翌日、チャールズ新国王は、自身とその家族が「王室喪」の期間を開始すると発表した。この期間は女王の国葬後7日間続く。

王室の喪に服する条件は公表されていないが、国民の視点からこれが観察されていることを示す明白な兆候の一つは、家族の女性メンバーが敬意のしるしとして黒い服を着ていたことだった。

10日間の国喪（女王の死去から国葬までの期間）とその後の残り7日間を通じて、キャサリン妃、新しく任命されたウェールズ王女、メーガン・マークル、新女王カミラなどの王室メンバーが参列した。重要な出来事の間、尊厳と義務の識別可能な象徴となった。

ここで、ニューズウィークは、当時撮影された一連の強力な画像を通じて、ウィンザー家の王室女性たちが喪の期間中にどのような服装をしていたのかを紹介します。

女王の訃報を受けてキャサリン妃とメーガン妃が初めて公の場に姿を現したのは、ウィンザー城の門の外で夫らとともに献花台を見ることであった。

ハリー王子とメーガン妃が2020年に王室での仕事を辞めて米国に移住して以来、初めて並んで登場したとき、メーガン妃とキャサリン妃はともにスクープネックラインと膝下のシンプルな黒のシフトドレスで登場した。長さのあるスカート。

メーガン妃のドレスはすっきりとしたシンプルなもので、キャサリン妃のドレスは黒いベルベットの細いベルトだけで装飾されていた。 王室の喪服のデザイナーに関する詳細は公表されていないが、キャサリン妃のドレスはデザイナーのジェニー・パッカムが作ったと考えられている。

スコットランドの自宅であるバルモラル城で女王が亡くなった後、遺体は首都エディンバラに安置され、その後ロンドンへ最後の旅路に向かった。 バッキンガム宮殿で一晩安置された後、女王の遺体はウェストミンスターホールに運ばれ、一般の人々が追悼できるよう4日間州内に安置された。

宮殿からウェストミンスターへ向かう途中、王室メンバーは棺の後ろの行列ルートを行進し、これを記念してウェストミンスター・ホールで王室上級メンバー全員が出席する小規模な礼拝が行われた。

この機会に、メーガン妃、ケイト妃、カミラ夫人、ウェセックス伯爵夫人ソフィー夫人らは、黒のアンサンブルとお揃いの帽子を着用した。

メーガン妃とキャサリン妃は、王室の喪服の伝統を意識した、かっちりとしたコートとベール付きの帽子を選んだ。

義理の姉妹たちは、亡き女王にちなんだジュエリーをアンサンブルで身に着けていた。 ケイトは女王から貸与されたダイヤモンドと真珠で作られたイヤリングとブローチを身につけていました。 メーガン妃は、2018年の初の単独婚約の際に君主から贈られたダイヤモンドとパールのイヤリングを着用していた。

エリザベスの死により、息子のチャールズがチャールズ3世となり、その妻は2月に義母から承認された王妃の称号をある程度継承した。

カミラ新女王は、服喪期間中、納骨式や告別式に加え、即位評議会や英国構成諸国の歴訪など数々の行事に夫に同行した。

国王と王妃として初めてウェールズを訪問した際、カミラ夫人は彫刻ボタンが付いた印象的な黒いスーツとつばの広い黒い帽子をかぶっていた。 国に敬意を表して、カミラ夫人はウェールズの国の紋章であるネギの形をした小さなブローチも身に着けていました。

数百人の外国首脳や政府高官がロンドンに集結した女王の国葬の3日前、ウィリアム王子とキャサリン妃は群衆の整理を手伝い、儀式に参加するために徴兵された軍人たちを訪問した。

この軍事行動でケイトは、2019年の追悼日曜日に初めて着用された軍の制服を反映してデザインされた、シンプルな黒のカスタムコートドレスを着ました。

王女は、以前女王が着用していた小さな黒いフェルト帽とイヤリングを合わせて着用しました。

9月19日月曜日、英国がエリザベス女王2世に前例のないお別れの儀式を執り行う様子を世界中の注目が集めた。この式典はロンドンでの国葬に始まり、その夜遅くにウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で行われた非公開の家族礼拝で閉幕した。

ウィンザー家の女性たちは全員、さまざまな種類の黒いデイドレスとそれに合った帽子を着て議事に出席した。 7歳のシャーロット王女は、兄のジョージ王子（9歳）とともに曾祖母に敬意を表し、ひときわ目立った存在だった。

この歴史的な日にメーガン妃は、英国人デザイナー、ステラ・マッカートニーのドラマティックなケープを取り入れた黒のデイドレスと、存在感のある黒の帽子を着用した。

ケイトはトレードマークのコートドレスを着ており、ラペルがクロスオーバーでシャープに仕立てられており、顔を覆うタイネットベールが付いたピクチャーハットが引き立てられていた。 彼女はまた、故女王が所有していた3つの伝統的な宝石、ダイヤモンドクラスプが付いたパールチョーカーネックレス、ダイヤモンドと真珠のブレスレット、ダイヤモンドと真珠のイヤリングを身に着けていました。

チャールズ 3 世、ウィリアム王子とキャサリン妃、メーガン妃とハリー王子、またはその家族について、経験豊富な王室特派員に答えてほしい質問はありますか? [email protected] に電子メールを送信してください。 あなたからの御一報をお待ちしています。